7/10について知っておくべきこと

(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)

大麻(麻)界隈に長年、属していなくても、420という言葉は耳にした方もいるかもしれません。

大麻を意味するスラング4/20は、大麻とそのカルチャーを祝う日として、ここ数十年の間に知られてきました。

しかし最近、4/20とは別の大麻の祝日がカレンダーに登場するようになりました。

それが7/10(ダブ・デイ)です。

7/10は、4/20ほどに定着するまでには、まだ時間がかかりそうですが、大麻濃縮物界隈の祝日です。

7/10の起源、それって何?、どのように祝われるの?についてもっと知るには、ぜひこの先を読み進めてみてください。

「7/10」って何?

710、または7/10は、大麻オイル製品・ダブ、または濃縮物を楽しむ、大麻愛好家「ストーナー」の祝日とされています。

710の文字を逆さまにするとOILと読むことができ、ハッシュオイル・シャター・ワックスなど、効能の高い大麻製品を表す言葉として使われます。

この祝日は7月10日、数字で書くと7/10です。

日本でも、全国石油工業協同組合が制定した「潤滑油の日」「オイルの日」の名称でこの日が登録されています。

ダブシーン
▲ 710は、大麻オイル製品・ダブ・濃縮液などを楽しむ、大麻愛好家「ストーナー」の祝日とされています(写真:ジーナ・コールマン/ Weedmaps)
710は、今や4/20に次ぐ、2番目に有名な大麻の祝日になりました。

710は、7月10日、特に午前7時10分または午後7時に祝われます。

マニアックな祝日ではありますが、大麻合法化州の多くのディスペンサリー(大麻販売店)では、この日を記念して710関連の割引をユーザーに提供します。

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7/10の期限は?

710の起源は、この言葉が初めて登場してから10年経った今でも、定かではありません。

オンラインの情報源にはなりますが、710という言葉は2010年に『Urban Dictionary』に登場しましたが、2011年まで大麻やハッシュオイルと関連づけられることはなかったそうです。

他の筋によれば、アメリカの吸引器具メーカー『Highly Educated』の創業者タスクロックの功績とされています。

『Leaf Online』のインタビューで、彼は『Healthstone』と『Beehive Oil Clothing』といった同業者とのメッセージチャットでこの言葉を思いついたと主張しています。

また、タスクロックは、2011年7月10日に『Task & Linus』というグループ名で『The Movement』というラップアルバムをリリースしており「Boil That Oil」や「7:10」など、ダビングや大麻濃縮液をについて歌詞で言及しています。

しかし、タスクロックはこの言葉の所有権を主張しておらず「今は界隈のものだ 」と語っています。

その起源についてはまだ議論の余地がありますが、710はこうしたグループが濃縮液とその消費をメインストリームに押し上げようとしたのをきっかけに人気を博しました。

2013年7月、『LA Weekly』誌が「710 is the new 420」と題した短い記事で、さらにこの言葉は広まりました。

この年、大麻界隈初の公式な710の祭典『710カップ』も開催されました。

奇妙なことに、このイベントは実際には7月10日には開催されず、7月10日が水曜日のため、7月12日から14日の週末に延期されました。

ダブシーン

▲ 大麻の合法化が進むにつれ、ダビングは大麻を消費し、楽しむ方法として受け入れられ、広まりつつあります(写真:ジーナ・コールマン/ Weedmaps)

2010年代初頭から、710の使用はメディアでも大麻ユーザーの間でも定着しつつあります。

大麻合法化が進むにつれ、ダビングは大麻を消費し、楽しむ方法として受け入れられ、広まりつつあります。

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7/10はどこで祝われるの?

特定のイベントが710のお祝いとして際立っているわけではありませんが、多くのイベントや団体が大麻合法州でこの日を祝います。

アリゾナ州の『710ディグリーカップ』、コロラド州の『クッシュ・マスターズ710セレブレーション』、オレゴン州の『キャンプ・セッシュ』などがその代表例で、いずれも「ダブの日」を祝う大麻濃縮物ファンの間で盛り上がります。

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7/10を祝うために必要なものは?

ボング

▲ シャターのような伝統的なダブは通常、ダブツール/ワンド、トーチまたはEネイル、濃縮大麻を必要とするダブリグを使用して消費される。(写真:ジーナ・コールマン/ Weedmaps)

大麻濃縮物が登場したての頃は、7/10を祝うには多くの道具が必要でした。

シャターのような伝統的なダブは、一般的にダブリグを使用して消費され、ダブツール/ワンド、トーチまたは電子爪、大麻濃縮物、およびこの日を祝うために様々な道具を必要とします。

しかし、VAPEペンや携帯用ダブベイプの人気上昇により、濃縮物の使用はこれまで以上に簡単になりました。

大麻合法州に住んでいる場合、多くのディスペンサりーは、この祝日をマーケティング手段として利用し、ワックス・シャター・オイル・その他の濃縮物製品の割引を提供し、この祝日を盛り上げます。

ソーシャルメディアでは、1,000万人以上もの人々が、#710、#710society、#710lifeなどのハッシュタグをつけて、お祝いのダブを披露する写真を投稿しています。

とはいえ、7月10日を祝うには、7月10日の午前7時10分または午後7時10分にお好みのダブや濃縮物を喫煙するだけでいいのです。

<参考文献>
ウィードマップス(weedmaps)』レスリー・ニックスによるレビュー(2021年6月18日)
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