(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)
現在、アメリカでは、成人の1/3以上、子供の1/6以上が肥満であり、人々は安全で効果的な減量方法を求めています。
肥満は、がんや2型糖尿病をはじめとする数多くの慢性疾患と関連しています。
また、肥満自体が深刻な慢性疾患であり、寿命を数十年も縮める可能性があります。
▶︎ 肥満の事実(healthline:英文)
肥満が蔓延する主な原因の1つは、カロリーの摂り過ぎです。
大麻(麻)には食欲増進効果があるので、一見、肥満解消に良いとは思えないかもしれません。
しかし最近の研究で、CBD(カンナビジオール)オイルと体重減少に関する、驚くべき可能性が明らかになりました。
▲CBDは、様々な面で健康的なライフスタイルを後押しするかもしれませんが「体重や糖尿病関連の問題に効果があるのはCBDだけ」というのは誤解を招く恐れがあります(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
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研究概要
大麻と肥満に関する研究のほとんどは、マリファナ(嗜好用大麻)の常用と、カンナビノイドの一種であるTHCV(テトラヒドロカンナビバリン)の空腹時の役割について調べたものです。
しかし、見落とされがちですが、CBDが脂肪を減らす可能性を示す研究もあります。
2016年『Molecular and Cellular Biochemistry』誌に掲載された論文では、ヒトの脂肪細胞に対するCBDの効果を調べています。
CBDには、脂肪細胞の燃焼エネルギーを高めると同時に、脂肪の蓄積を減らす効果がある可能性が示されました。
この論文の著者は「CBDには肥満を防ぐ可能性がある」と結論づけています。
▲2016年のある研究では、脂肪細胞の燃焼エネルギーを高めると同時に、脂肪の蓄積を減らす効果がある可能性が示されました(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
CBDは、不安障害・パニック障害・社会不安障害・強迫性障害・PTSD(心的外傷後ストレス障害)の対処に役立つかもしれません。
2015年に『Neurotherapeutics』誌に掲載されたレビュー論文では、CBDを不安障害の治療に用いた動物実験・臨床試験・疫学研究などの結果をまとめています。
それによると、CBDは不安障害の治療に役立つ可能性があるようです。
これに関連し、カンナビノイドは、ストレスや強迫観念で食べてしまう人の体重コントロールに役立つ可能性があります。
残念ながら、CBDと肥満に特化した研究はほとんどありません。
しかし、他のカンナビノイドと体重にまつわる問題についての調査はいくつかあります。
2013年の『Nutrition & Diabetes』に掲載されたある研究では、肥満に結びつく糖尿病の治療に、THCVが有用な可能性が見出されました。
マリファナは、食欲増進効果があることが知られていますが、2016年に『Journal of Mental Health Policy and Economics』に掲載された論文では、マリファナを日常的に使用している人は、非使用者に比べてBMI(体格指数)が低い傾向にあることを明らかにしました。
実際に体重を減らそうとしている人々にとって、この研究はどのような意味を持つでしょうか?
▶︎ Munchiesを手に入れましたか? マリファナの使用とボディマス指数の関係の推定(Journal of Mental Health Policy and Economics:英文)
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患者の視点
マーロン・リード氏の体重が増え始めたのは、40代になってからのことでした。
彼は、スポーツ用品店の店長としてのキャリアとともにストレスも急上昇し、自分の店を続けられるか心配をしていました。
かつては、屋内バレーボールリーグで活躍し、熱心にジョギングをしていたリード氏ですが、毎晩、仕事が終わるとソファに倒れこみ、不健康な冷凍食品で夕食を済ませるようになりました。
就寝時には、疲れていても寝付けないことがたびたびありました。
それから約25年が経ち、リード氏は退職してフロリダの大西洋岸に住んでいますが、体重は増えたままでした。
そこでCBDオイルを半年間試してみたところ、その効果に驚いたそうです。
なお、彼が使用したCBDオイルの種類は不明です。
『ウィードマップス(weedmaps)』との電話インタビューで、リード氏は「CBDオイルを使い始めて1ヶ月目から違いを感じ始めました。空腹感が減り、リラックスできるようになりました。ストレスが解消されただけでも食べる量が減り、よく眠れるようになりました。この半年間で、何十年も悩んでいた頑固な体重が14キロも減ったのです」と語りました。
CBDにはさまざまな種類の商品がありますが、長年、多くの流行のダイエットに失敗してきたリード氏の場合、1日数滴のオイルを舌の下に垂らすことで目標を達成しました。
彼は「もっと早くCBDオイルを知っていれば良かった」と語っています。
彼が体験したCBDの効果は、これまでの研究では再現されていませんが、一部の医学専門家はその可能性に言及しています。
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専門家の見解
ロサンゼルスの内科医、アラン・フランケル氏は、肥満をはじめとするさまざまな症状にCBDオイルが効くと確信しています。
2017年の『HuffPost』のインタビューで、フランケル氏は「CBDは脳と心臓を保護し、体重のコントロールに役立つと同時に、気持ちを落ち着かせる効果があります。CBDは素晴らしい栄養成分です」と語っています。
▲CBDオイルは、肥満をはじめとするさまざまな症状に効果があります(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
CBDは、ビタミンCやアミノ酸のような必須栄養素で、エンド・カンナビノイド・システムのバランスが崩れると病気になる、とフランケル氏は主張しています。
また「太ったとしても、CBDを摂取すれば食欲が減って体が元に戻る」と述べています。
フランケル氏の考えを参考にするなら、体重過多や肥満の人は、CBDオイルを毎日のサプリメントとして取り入れてみましょう。
また、CBD専門家であるカリフォルニアの開業医、ラクナ・パテル氏も、フランケル氏の説に賛同しています。
リード氏の減量に携わったパテル氏は、2018年に『MSN』に対して次のように語っています。
「私は、衰弱するほどの痛みや、不眠による過度の疲労感、神経性過食症などの問題を引き起こす不安感を抱えた患者を、CBDで治療してきました。これらの症状が改善されれば、人々は自分自身を大切にし、より健康的な食べ物を選択し、より多くの運動をして、より良い生活の質を保つことができます」。
CBDはライフスタイル全体をより健康的にしてくれるかもしれませんが「体重や糖尿病関連の問題に効果があるのはCBDだけ」というのは誤解を招く恐れがあります。
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結論
CBDオイルは、ストレスや食欲を抑え、ダイエットに効果があると考える患者や医師もいますが、さらなる検証が必要です。
現在の研究によると、CBDが減量効果に一役買っている可能性がありますが、マリファナやフルスペクトラムのオイルに含まれる、すべてのカンナビノイドと同じく、THCVも重要かもしれません。
『ウィードマップス(weedmaps)』アディ・レイ博士によるレビュー(2021年7月19日)
※当サイトでご紹介する商品は、医薬品ではありません。また、病気の診断、治療、予防を目的としたものでもありません。
※記事はアメリカでの法律、
※本記事を転載、または引用をされる場合は、情報元としてサイト名(CBD Library)と当URLの掲載をお願いいたします。
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