(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)
テルピネオールは、モノテルペンアルコールに分類され、4種類の異性体があります。
主成分はα-テルピネオールです。
テルピネオールは、大麻(麻)・ライラック・リンデン(菩提樹)の花・ユーカリの樹液・松の木など、150以上の植物に存在します。
抗炎症作用・抗酸化作用・抗腫瘍作用・抗菌作用など、多くの治療効果があります。
テルピネオール入りの大麻や精油を吸引すると、ライラックやリンデン畑にいるような気分になるでしょう。
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テルピネオールの詳細
テルピネオールを含む植物は、何世紀にもわたって自然療法として利用されてきました。
菩提樹の花は、ヨーロッパの伝統医学で風邪や咳・インフルエンザなどの治療に使われました。
お茶にすると、その柔らかく甘い香りと健康効果から「王様の甘露」と呼ばれています。
民間療法や、アロマテラピー業界でもテルピネオール(テルペン類)が利用されています。
また、医学的利用の研究も進んでいます。
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日常生活とテルピネオール
普段お使いの石鹸や化粧水、香水などにテルピネオールが配合されているかもしれません。
松煙の香りがするラプサンスーチョン(正山小種)茶は、テルピネオールが含まれています。
焼き菓子や調味料の香料として使われているので、一度は口にしたことがあるでしょう。
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テルピネオールの治療効果
テルピネオール(特にα-テルピネオール)は、抗炎症・抗酸化・抗腫瘍・抗菌作用があります。
抗炎症作用
テルペンは、2007年に「Journal of Agricultural and Food Chemistry」誌で発表された研究や、他の科学的研究でも抗炎症作用を示しています。
2010年に「Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology」誌で発表された研究では、α-テルピネオールが、痛みや炎症をともなう疾患に対する新薬の成分として有望であるとの結果が得られました。
▶︎ 口腔頬細胞を用いたin vitro試験によるオレンジジュースの抗炎症成分としてのα-テルピネオールの特性評価(Journal of Agricultural and Food Chemistry:英文)
▶︎ α-テルピネオールが機械的な知覚過敏と炎症反応を抑える(Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology:英文)
抗酸化作用
テルピネオールと他のテルペン(カルボン、ペリリルアルコール)の抗酸化作用を比較実験しました。
2011年に「Food and Chemical Toxicology」誌に掲載された結果によると、α-テルピネオールの抗酸化作用が最も強く、市販の抗酸化剤に匹敵することがわかりました。
科学者たちは、乳がんや慢性骨髄性白血病をはじめとする特定タイプのがんに対するα-テルピネオールの有効性について、今後の研究に期待しています。
抗腫瘍効果
2010年に「Anticancer Research」誌に掲載された研究では、α-テルピネオールは、試験管内のがん細胞、特に肺小細胞がんの細胞増殖の抑制が示唆されました。
抗菌作用
2012年に「Anaerobe」誌で発表された研究によると、α-テルピネオールは口腔内の細菌への抗菌作用を示しました。
研究者は、歯磨きやうがい液にリナロールと低濃度のα-テルピネオールを配合することを推奨しています。
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大麻におけるテルピネオールの役割
テルピネオールを多く含む品種は、ホワイトウィドウ、ジャック・ヘラー、OGクッシュ、ガール・スカウト・クッキー(GSC)などがあります。
ピネンが高濃度の品種によく含まれています。
ピネンの芳香効果は、テルピネオールよりも強力です。
テルピネオールを含む大麻にリラックス、鎮静効果を感じる人もいます。
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結論
心地よいライラックのような香りを放つテルピネオールは、がんの治療をはじめとする様々な治療効果が期待されています。
『ウィードマップス(weedmaps)』スニック・バーンズによるレビュー(2021年7月14日)
※当サイトでご紹介する商品は、医薬品ではありません。また、病気の診断、治療、予防を目的としたものでもありません。
※記事はアメリカでの法律、
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