CBDオイルでアレルギーが出ることはあるの?

(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)

鼻水や涙目・かゆみ・喘息など、多くの方がアレルギー症状に悩まされたことがあるでしょう。

米国喘息・アレルギー財団』によると、アレルギーは米国で6番目に多い慢性疾患です。

米国疾病管理予防センター(CDC)』によれば、2017年に花粉症と診断された成人は1,990万人でした。

また、食物アレルギーを持つアメリカ人は3,200万人にのぼり、170種類以上の食品にアレルギー反応を引き起こす可能性があると推定されています。

CBD(カンナビジオール)の認知度と使用率が高まっていることや、花粉症や食物アレルギーの可能性を考えると、アレルギー持ちの方は「CBDオイルにアレルギーが出るリスクはあるの?」「CBDは、他のアレルギー症状の治療や緩和に効くの?」と疑問に思うかもしれません。

現時点では、CBDオイルに特化したアレルギーの研究はあまり行われていません。

しかし、大麻(麻)自体はアレルギー反応と関連があります。

コロラド大学医学部アレルギー・免疫学臨床教授のウィリアム・S・シルバース博士は「大麻は植物で、花粉をつくるため、大麻やその花粉に対してアレルギーが出る可能性はあります。特に、何らかのアレルギー症状を持つ人は注意が必要です」と述べています。

とはいえ、花粉をつくるのは雄株だけ。

雄株は雌株に比べてオイルやCBDの含有量が少ないため、大麻やヘンプ(産業用大麻)生産では、雄株は極めて珍しい存在です。

つまり、消費者が大麻の花粉に晒されることは極めて稀です。

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CBDオイルの概要

CBDは、大麻から抽出されるカンナビノイドの中で、酩酊作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)に次ぎ、2番目に多いカンナビノイドです。

大麻やヘンプから抽出されるCBDオイルは、炎症や関節痛・うつ病・発作・不安など、さまざまな症状に効くとされ、人気を博しています。

CBDオイルを使っているシーン

▲CBDオイルに特化したアレルギー研究はあまり行われていませんが、大麻自体が、一部の人にアレルギー反応を引き起こす可能性があると言われています(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

期待される多くの効能についての研究はまだ少ないです。

しかし、CBD内服液『エピディオレックス』が、ドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群という2つの重度のてんかん発作の治療薬として、2018年に『FDA(米国食品医薬品局)』に承認されました。

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体のアレルギー反応

免疫系が正常に機能していれば、細菌やウイルス・真菌などの病原体から体を守り、これらを攻撃することで病気を予防することができます。

アレルギーは、植物の花粉などに免疫系が反応して、体の防御メカニズムが作動した状態です。

その結果、アレルギーの種類によっては、目のかゆみ・鼻水・喘息・じんましん・皮膚のかゆみなどのさまざまな症状が現れます。

さらにアナフィラキシーなどの重篤な反応が出て、命に関わることもあります。

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CBDオイルに対するアレルギー反応

人間は、多種多様な植物の花粉にアレルギー反応を起こします。

しかし、花粉をつくるのは雄株だけ。

そして、オイルやカンナビノイドの生産に広く利用されている大麻草は雌株です。

大規模な産業用大麻の農地には、花粉をつくる成熟した雄株だけでなく、オイルや種子をつくる受粉済みの雌株もあるでしょう。

しかし、一般消費者や、ヘンプ生産施設の周辺で働いたり生活している人々に、ヘンプの花粉が与える影響はまだ調査されていません。

また、大麻に含まれるテルペン類もアレルギーを引き起こす可能性があります。

たとえば、デューク大学医学部の研究によると、約100人の研究参加者の内、20%弱がリナロールに対するアレルギー反応を示し、約8%がリモネンに対して反応を示しました。

このような接触によるアレルギー反応は、一般の人にはあまり起こらないかもしれません。

しかし、大麻商品やCBDオイルの製造に携わる人には高いリスクがあると考えられます。

このようなアレルギー反応は、皮膚だけでなく、肺でも起こることがあります。

なお、テルペンによるアレルギー発症リスクの評価は、やや複雑です。

なぜなら、テルペンの中には刺激性を持つものもあれば、保護作用や抗炎症作用を持つユーカリプトールのように、喘息やCOPDなどの炎症性疾患を抑制する可能性のあるものも存在するからです。

カナダのアレルギー専門医で、トロント大学教授のゴードン・サスマン博士は「CBDオイルのアレルギーに関する研究はほとんどない」と述べています。

「現時点では未知の領域ですが、大麻が一般的なアレルゲン(アレルギーの原因物質)であることは分かっています」。

大麻(麻)の葉

▲人間は、多くの種類の植物の花粉に対し、アレルギー反応を引き起こします。花粉をつけるのは雄株だけです。CBDオイルを含む、ほとんどの大麻商品は大麻草の雌株を使って作られています(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

他のアレルギーと同じく、大麻アレルギーは、原因物質に晒されつづけることで症状が悪化する可能性があります。

大麻アレルギーは、鼻水や鼻づまり(鼻炎)・目の炎症(結膜炎)・ときには喘鳴(ゼーゼーなどの異常な呼吸音)などの症状で現れることが多いと、サスマン博士は説明しています。

しかし、中にはアナフィラキシーのような重篤な反応を示すケースもあり、これはヘンプ・シード(麻の実)を食べたことが主な原因となっています。

2018年2月2日付けの『Annals of Allergy, Asthma, and Immunology』誌に掲載された「マリファナと核果(中心に硬い核がある、桃や梅などのフルーツ)」と題されたレターを見てみましょう。

大麻を毎日吸っていた24歳の男性が、ヘンプ・シード入りヨーグルトを食べた後にアナフィラキシー反応を起こし、その2週間後にアレルギークリニックを受診した例が報告されています。

このレターの著者である、カリフォルニア大学サンディエゴ校の医師は「男性がヘンプ・シードを摂取したのは今回が初めてであった。摂取直後に口腔掻痒症(口の中のかゆみ)を発症し、その後、息切れ、顔面の腫れ、意識障害(失神する前の感覚)へと症状が進行した」と述べています。

食物アレルギーのある人は、交差反応を起こしやすい(似た成分を持つ物質に対して、同じような反応が出る)可能性があります。

シルバース博士は、次のように語っています。

「大麻と、大麻に共通する成分を持つ特定の食品との間で、交差反応が起こる可能性があります。このような食品には、トマトや桃などの果物が含まれます。これは、ブタクサアレルギーの人が、メロン科の果物を食べると口の中がかゆくなるなどの症状が出るのと同様の反応です。大麻・トマト・桃・アーモンド、その他にも、ナス・グレープフルーツ・リンゴなど、多くの食品で同じことが言えます」。

CBDオイル

▲CBDオイルがアレルギーに効くという、臨床医学的な証拠はありません(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

Internal Archives of Allergy and Immunology』誌に掲載された2013年の論文では、食物アレルギーを持つ21人の患者を対象に、アレルゲン(アレルギーの原因物質)である可能性が高い、大麻の脂質輸送タンパク質(LTP)に対する反応を検査しました。

大麻アレルギーを示したのは21人中12人で、これらの患者全員が、大麻アレルギーを持たない患者より、食物アレルギー症状が重いことが報告されました。

同じく『Internal Archives of Allergy and Immunology』誌に掲載された2008年の研究では、32人の実験参加者を対象に、大麻のタンパク質と、トマト・桃の皮、そして、アレルギーを引き起こすことが知られている、オウシュウヨモギなどの花粉の抽出物に対するアレルギー反応を調べました。

その結果、トマトにアレルギー反応を示した人全員が、大麻にも反応することがわかりました。

また、桃の皮にも同じような交差反応が見られました。

大麻の花粉や、大麻食品に対するアレルギーに加え、大麻に触れることで皮膚のアレルギーを発症する可能性もあります。

「大麻を触ると、皮膚の炎症やかゆみ、その他の皮膚症状が非常に現れやすくなります」と博士は語っています。

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CBDオイルはアレルギーを緩和する効果がありますか?

一般的なアレルギーに伴う不快な症状を、CBDオイルが緩和することを裏付ける研究はあまりありません。

しかし、アレルギー反応の一部である炎症に対する効果についての研究はいくつかあります。

2011年に『Free Radical Biology and Medicine』誌に掲載された研究報告では、さまざまな炎症性の疾患に対するCBDの効果が検証されています。

この報告書の中で、ミシシッピ大学医療センター薬理学・毒物学部のジョージ・W・ブーズ教授は次のように述べています。

「炎症と酸化ストレスは、多くの疾患の発症と密接に関わっている。炎症と酸化ストレスはお互いに影響し合うため、治療という観点から、これらの関係を解明することは困難であった。しかし、CBDは(比較的弱いながらも)抗酸化作用を持ち、免疫細胞に対して抗炎症的に作用することから、今後の医薬品開発の出発点として有望と思われる」。

シルバース博士によると、CBDオイルがアレルギーに効くという臨床医学的な証拠は無く、また、CBDオイルに抗炎症作用があることを示唆する実験的な研究はあるものの、患者に対する臨床での治療効果は証明されていないそうです。

<参考文献>
ウィードマップス(weedmaps)』アディ・レイ博士によるレビュー(2021年7月19日)
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