大麻解禁法案、下院委員会で可決

(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)
今日は、私たちの運動にとって重要な転換点となります。

アメリカ合衆国史上2度目となる「マリファナ禁止政策」を廃止する法案が、下院司法委員会を通過しました。

この法案は、26対15で可決されました。

内訳は、民主党員24名と共和党員2名が賛成票、共和党員15名が反対票でした。

前回、司法委員会が「マリファナ機会再投資および抹消法 (MOREアクト)」を進めたのは2019年11月でした。

米下院の議場で法案が承認されるまでには、さらに13カ月かかりました。

しかし、90秒に1人のアメリカ人がマリファナ法違反で逮捕されている現状では、これ以上待っていられません。

今すぐ、あなたの州の議会議員に、支持・共同提案、そして投票を要請するメッセージを送ってください。

現状は決して容認できません。

しかし、ここまで政治的に各方面からの支持が一致し、議会へ「大麻政策の改革への取り組み」を要請したことはありませんでした。

前回の議会では、「ノーマル(NORML)」の支持者たちが何十万ものメッセージを議会に送り、我々の改革活動を支持してくれました。

下院では歴史に名を残しましたが、上院では当時の共和党院内総務、ミッチ・マコーネル氏の下で惜しくも敗れてしまいました。

しかし今日、状況は変わりました。

上院院内総務のチャック・シューマーや、コーリー・ブッカー、ロン・ワイデンが改革を支持しています。

米上院での、改革の具体的な実現の見通しは明るくなりました。

シューマー、ブッカー、ワイデンの各議員が「大麻管理・機会法」のパブリックコメントを検討している間に、下院が上院議員を制圧する必要があります。

そのためには、議会のフィリバスター(議事妨害)に対抗する議員を集めなければなりません。

優勢な状況の今、行動をおこしましょう。

下院議員に連絡し、今こそ、私たちを代表して「大麻禁止の撤廃」に賛同する時だと伝えてください。

<参考文献>
ノーマル(NORML)』ジャスティン・ストリカル(ポリティカル・ディレクター)によるレビュー(2021年9月30日)
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