[CBDビジネスでハイになれ!]ゼミ追放の怒りから生まれたCBD・大麻ビジネスメディア編集長インタビュー

CBD事業者向けメルマガ週刊CBDライブラリー for Bizは、ついに100号を迎えます。

当メルマガで取り上げるNEWSは、CBD・大麻(麻)ビジネスメディアCANNABIS INSIGHT(カンナビスインサイト)の提供によるもの。

今回の100号記念特別企画として、その編集長、赤木孝臣氏にインタビューを行い、メディア立ち上げの経緯やその熱い想いをうかがいました。

このインタビューには「CBDビジネスでハイになれ」というコンセプトに基づいた、CBD事業に挑む、すべての事業者への応援メッセージが詰まっています。

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CBD・大麻NEWSをひたすら追い、毎週配信し続ける、異端メディア

CANNABIS INSIGHTのトップページ
▲ 日本最大級のCBD・大麻ビジネスメディア『CANNABIS INSIGHT』

2024年に入っても、世界中で大麻合法化の動きが止まりません。

今年4月にはドイツが大麻合法化に踏み切り、日本も大麻取締法改正の施行に向けて、着々と準備が整えられています。

CANNABIS INSIGHTは、2022年からこうした国内外のCBD・大麻(麻)業界の動向や最新情報をキャッチアップし、まるで呼吸するかのように、毎週休まず配信し続けています。

一方で、日本では大麻にまつわるNEWSは、芸能人の逮捕ぐらいでしか取り上げられないネガティブなイメージがつきまとうテーマ。

そんなCBD(カンナビジオール)・大麻NEWSをひたすら追い、配信し続けるのは、一般人からすれば、かなり異端なメディアです。

その持続力、モチベーション、情熱は、いったいどこからやってくるのでしょうか。

大学の卒論テーマを巡って、担当ゼミの教授と大バトル

赤木孝臣のツイート
▲ 旧Twitterで波紋を呼んだ、いわくつきのツイート

CBDライブラリー:赤木さんが、このような異端なメディアを立ち上げようと思ったきっかけはなんなんでしょうか?

赤木:CANNABIS INSIGHTを立ち上げたのは大学4年の時なんですが、きっかけは卒論テーマを巡って、担当ゼミの教授と大バトルを繰り広げたことです。

というのも、当時、私はメンタルを病んでいたこともあり、メンタルヘルスに関心を持ち、卒論テーマにする構想でした。

リサーチする中で、CBDに出会い、メンタルヘルスに寄与することを知りました。

さらにその原料である大麻の歴史や海外の動きを知って「これをテーマにしよう!」と思ったんです。

私自身、元々、大麻に「ダメ。ゼッタイ。」というドラッグとしてのイメージがありました。

しかし大麻が他のドラッグと明らかに違うのは、賛否が分かれる点です。

「たかが葉っぱ、されど葉っぱ」。

知れば知るほど、なぜこんなに人々が熱狂しているんだろう?という好奇心が刺激されました。

ところが教授には「CBDや大麻をテーマにするのは認められない」と一蹴されてしまいました。

つまり、自分が選んだ卒論テーマを否定されたばかりか、そのテーマ自体が研究として認められないという状況に直面したのです。

それでも私は諦めずに教授に想いをぶつけ、大学まで巻き込んで議論しましたが、最終的には「このテーマで続けるなら、ゼミを去るべきだ」とまで言われてしまいました。

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ゼミ追放後、わずか4日。怒りの爆速でサイトをリリース

CANNABIS INSIGHTの編集長、赤木孝臣
▲ 『CANNABIS INSIGHT』編集長・赤木孝臣氏

CBDライブラリー:それは非常に厳しい状況でしたね。それがCANNABIS INSIGHTに、どうつながっていくのでしょうか?

赤木:研究の道を閉ざされる理不尽とゼミを去るという決断は非常に辛かったですが、その時の悔しさと怒りが原動力となりました。

X(Twitter)でその悔しさをツイートしたところ、テレビで有名な教授がリツイートしてくださり、驚くほど大きな反響を呼んだことも勇気づけられました。

「自分の研究を諦めたくない」そして「同じようにCBDや大麻に興味を持つ人々に、自分だけが届けられる情報を提供したい」という想いから、独自に情報を発信することを決意しました。

こうして私にとって、初めての情報発信サイトCANNABIS INSIGHTが生まれたのです。

ゼミ追放後、4日後のことでした。

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読者が数人でも構わない。10年以上かけてつくりあげていく

CANNABIS INSIGHTの編集長、赤木孝臣
▲ 温厚な見た目からは想像できませんが、納得いかなければ徹底抗戦!というレジスタンス気質の持ち主

CBDライブラリー:4日でサイトをリリースするとは、恐るべき怒りのパワーですね。どんなメディアを目指していたのでしょうか?

赤木:単にCBDの解説をするメディアなら、すでにたくさんあります。

自分が本当に知りたいこと、そして自分にしか発信できない内容を提供するメディアを目指しました。

コンセプトは「なびかない」。

「読者が数人でも構わない」「10年以上かけてつくりあげていく」覚悟で始めましたね。

初めて投稿した記事のタイトルは「COA(Certification of analysis)とは何か?」ですから、当時からしたら相当、マニアックですよね。

でも、それが自分の信念に基づいたものでした。

その後、日本ではまだ得られない情報がたくさんあることに気付き、必然的に海外の情報を取り上げることが増えていきました。

そうして今のCANNABIS INSIGHTに至るわけです。

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日本発のCBD・大麻NEWS、いまだに芸能人の逮捕がメイン問題

CBDジャーニーで司会する赤木孝臣
▲ 日本最大級のCBD体験型イベント「CBDジャーニー」にも登壇し、モデレーターも務めました

CBDライブラリー:日本発のCBDや大麻に関するニュースが少ないという問題についてはどう感じていますか?

赤木:日本で報道される大麻関連のNEWSは、いまだに芸能人の逮捕がメインで、そのことについては常に危機感を持っています。

日本では、まだCBDや大麻に対する理解が進んでおらず、偏見が強いため、私たちは逮捕NEWSは扱わない方針をとっています。

そうしたニュースは偏見を助長し、正しい情報の伝達を妨げるからです。

また、情報の見極めが難しく、誤った発信をした時の影響力が強い医療NEWSも扱わないようにしています。

信頼できる情報源が限られている現状だからこそCANNABIS INSIGHTの存在意義があると感じています。

私たちのメディアが、日本におけるCBDや大麻に対する偏見をなくし、正しい知識を広めるための役割を果たしていきたいですね。

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数年で見切りをつけてしまうのはもったいない

司会する赤木孝臣
▲ 日本最大級のスタートアップカンファレンス『IVS』のサイドイベントも運営し、他分野とのネットワークも広げています。

CBDライブラリー: 日本のCBD業界を見ていて、感じるところはありますか?

赤木:正直、数年前ほどの盛り上がりはないかも知れませんね。

すでに撤退する事業者も出始めていますが、個人的には、プレイヤーも少なく、大きなチャンスがある分野だと思います。

過剰な期待を寄せて、たった数年で見切りをつけてしまうのは本当にもったいない。

あとは自分と同じ20代のプレイヤーがもっと増えて欲しいです!

キラキラした業界や、勝ちパターンをハックできる業界に乗っかるのもいいですが、CBD業界は、逆張りするにはちょうど良い業界。

市場は始まったばかりで、全然成熟していないのだから、土台となる体制を整え、長期的な視点で取り組めば、絶対にリターンがあると思うんですけどね。

今後は、海外にも足を運び、現地のコミュニティに入り込んで、もっとコアな情報をお届けしたり、グローバルなビジネス展開をするつもりです。

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まとめ

CBD・大麻NEWSといえば、真っ先に思い浮かぶメディアとなりつつあるCANNABIS INSIGHT

硬派なイメージからは想像もつかない、ドラマを経て生まれたメディアであることが伝わったかと思います。

ゼミ追放という逆境から始まり、わずか4日でサイトを立ち上げたそのエネルギーと決意は、読者に対する信頼性と誠実さを柱にしています。

日本国内だけでなく、海外の情報も取り入れ、グローバルな視点でCBDや大麻に関する正確な情報を提供し続けるその姿勢は、多くの支持を集めています。

今後も、CANNABIS INSIGHTは、信頼性の高い情報を提供し、CBD業界の発展に貢献していくことでしょう。

そして、赤木氏のビジョンと長期的な視点が、この業界に新しい風を吹き込み、CBDビジネスでハイになれる=熱狂する未来を築いていくことを期待しています。

<赤木孝臣氏プロフィール>
長期インターンとして、HRビジネスに従事した後、2022年、大麻・CBDのビジネスメディア『CANNABIS INSIGHT』を立ち上げ。 2023年に『SETODEZA合同会社』創業。受託開発・WEB制作事業、自治体とエンジニア育成プログラムなどを運営。
▶︎ 『SETODEZA合同会社』公式ページ

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