(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)
一言で言えば、ヘンプにはCBD(カンナビジオール)が含まれています。
もう少し詳しくいうと、ヘンプには、THC(テトラヒドロカンナビノール)はわずかしか含まれていないかもしれません。
その一方、有益な化合物と知られているCBDが多量に含まれていることが多いです。
▲ヘンプには、THC(テトラヒドロカンナビノール)はわずかしか含まれていないかもしれません。その一方、有益な化合物と知られているCBDが多量に含まれていることが多いです。(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
CBDは、大麻(麻)に含まれる非精神活性化合物です。
CBDは、治療や薬としての効果があることが研究で示されています。
ヘンプ由来のCBDの使用・販売は、2018年のアメリカのヘンプ農業法によって合法化されました。
以来、アメリカ国内でも入手しやすくなり、人気も高まっています。
CBDとヘンプは同じもの?
大麻(麻)はカンナビス科の植物です。
ヘンプは、THCの含有量が少ない大麻品種で、法律で認められている含有量は国によって異なります。
アメリカでは、ヘンプには微量のTHCしか含まれていません。
法律上の定義では、乾燥重量で花に含まれるTHCが0.3%未満です。
ヘンプには、他の大麻(麻)よりもはるかに多くのCBDが含まれていますが、治療や薬用のためにCBDを多く含むように品種改良された大麻の品種も多くあります。
CBDには、抗炎症作用・抗菌作用・鎮痛作用・抗ストレス作用・抗不安作用など、さまざまな効果が期待されています。
ヘンプと大麻を区別するだけでなく、ヘンプオイルとCBDオイルの違いにも注意が必要です。
ヘンプオイルは、ヘンプの種子から抽出され、脂肪酸やビタミンE・タンパク質などが含まれています。
CBDオイルは、成熟したヘンプの茎や葉・花など、植物全体から直接抽出されます。
CBDの抽出方法は、商品クォリティに影響を与え、抽出方法によっては、より純粋で洗練されたオイルになります。
また、フルスペクトラムタイプのCBDオイルは、テルペンとカンナビノイドが「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」に相乗的に作用するアントラージュ効果をもたらす可能性があります。
ヘンプにはどのくらいのCBDが含まれているの?
ヘンプに含まれるCBD含有量は様々で、より多くの量を含むように品種改良することもできます。
ほとんどの大麻に含まれるCBDは1%以下とごくわずかですが、ヘンプには平均して12~18%のCBDが含まれています。
CBD商品には、3つのタイプがあります。
フルスペクトラムCBD
大麻に含まれる、すべてのテルペンやカンナビノイド(微量のTHCも含む)を含んでおり、摂取することでアントラージュ効果を高めることができます。
ブロードスペクトラムCBD
当麻に含まれる、他のカンナビノイドやテルペン類のすべて、またはほとんどが含まれていますが、THCのほとんど、またはすべてが取り除かれています。
アイソレートCBD
他の化合物をすべて取り除いた純粋なCBDです。
アイソレートCBDには独自の効果がありますが、フルスペクトラムCBDやブロードスペクトラムCBDのようなアントラージュ効果は得られません。
CBDはヘンプのどの部分に含まれているの?
CBDを含むカンナビノイドとテルペンの大部分は、大麻の花穂に高濃度に含まれています。
しかし、茎や葉など大麻全体にも微量のCBDやTHCが含まれています。
しかし、ヘンプの種や根にはCBDやTHCは含まれていません。
花穂や葉には最も多くのCBDが含まれていますが、茎や葉には微量のCBDや他のカンナビノイドしか含まれていません。
最も効果的な結果を得るためには、大麻が持つすべての成分を使用したフルスペクトラムCBDが推奨されます。
THCとCBDはエンド・カンナビノイド・システムに相乗効果を与えることがわかっており、テルペンやカンナビノイドを含む植物全体を使用した方が、日常的にヘンプ由来のCBDを使用したいと考えている方にとって、より良い治療効果が期待できます。
『ウィードマップス(weedmaps)』レスリー・ニックスによるレビュー(2020年8月13日)
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※記事はアメリカでの法律、
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