CBDマッスルバームについて知っておくべきこと

(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)

アスリートであれ、年に数回しかジムに行かない人であれ、誰しも筋肉痛や体の痛みを経験したことがあるでしょう。

長時間じっとしていたり、一日中子どもを抱き上げていたりするだけでも筋肉は硬くなってしまいます。

幸い、大麻(麻)とそれに含まれるカンナビノイドは痛みをやわらげるのに適しています。

筋肉の痛みをやわらげるのに適した大麻商品の1つが、CBD(カンナビジオール)マッスルバームです。

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CBDマッスルバームとは?

CBDマッスルバームは、CBDマッスルラブという名前でも知られており、筋肉痛をやわらげるために使用する塗るタイプのアロマオイルまたはクリームです。

一般的に、CBDバームはペパーミント・ティーツリー・ユーカリ、その他のオイルなどの鎮静効果のある成分と混合されます。

CBDマッスルバームを塗っているシーン

▲CBDマッスルバームは、CBDマッスルラブという名前でも知られており、筋肉痛をやわらげるために使用する塗るタイプのアロマオイルまたはクリームです(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

大麻業界には様々な種類の塗るタイプの商品がありますが、CBDバームもその一つです。

CBDバームは、THC(テトラヒドロカンナビノール)を0.3%以下に抑えた商品であり、気分を高揚させることはありません。

CBDバームは、THCの使用を避けたい方や、THC商品が違法な地域にお住まいの方に最適な選択肢です。

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CBDバームには効能があるの?

多くの購入者が、CBDには癒し効果やリラックス効果があると感じています。

一方で、CBDバームの使用により得られる効能は、バームに使用されているCBDの種類・エッセンシャルオイルなどの追加成分・総量・体質の個人差などいくつかの要因によって異なります。

CBD商品には様々な種類がありますが、通常はフルスペクトラム・ブロードスペクトラム・アイソレートの3つのカテゴリーのいずれかに当てはまります。

フルスペクトラムは大麻(麻)全体から抽出された成分で、CBDのほか、マイナーカンナビノイド(CBDとTHC以外のカンナビノイド)やテルペン、THCを含んでいます。ブロードスペクトラムは、フルスペクトラムからTHCを取り除いたものです。

最後にアイソレートは、CBD以外のすべての化合物を取り除き、CBDを純粋な粉末状にしたものです。これらの化合物の有無が、効果の違いに影響を与えます。

また、バームに含まれるCBDの総量は効果に影響します。

人によっては、多めに使用しないとバームの緩和効果を感じられない場合があります。

商品ラベルを読んですべての成分を理解し、ラボでテストされた商品が高い効果を期待できることを知っておくと良いでしょう。

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CBDの有効性に関する研究

CBDの炎症に対する有効性を裏付ける研究は限られています。

なぜなら、大麻の抗炎症効果を調べる研究のほとんどは、THCやその他のカンナビノイドが含まれている大麻全草の分析を対象としているからです。

Pain』誌に掲載された研究では、関節炎を起こした膝にCBDを投与したラットでは炎症が抑えられ、痛みの兆候が少なくなることが示されました。

また『Frontiers in Neurology』誌に掲載されたレビュー論文では、CBDが炎症を抑え、多発性硬化症患者の痛みや運動能力の改善に役立つことが示されました。

しかし、CBDマッスルバームによる鎮痛効果を科学的に裏付けるには、さらに多くの研究が必要です。

塗るタイプのCBD商品に、本当に効果があるかどうか?は完全に明らかになっていませんが、使用者の多くは症状の改善を実感しているようです。

米国関節炎財団』が関節炎患者2,600人を対象に行った調査によると、回答者の79%が、他の鎮痛バームやNSAIDsなど抗炎症作用のある処方薬の代替としてCBDの使用を検討したことがあるか、または使用した経験があることがわかりました。

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CBDマッスルバームはどのように作用するの?

塗るタイプのCBD商品は、体の特定の部分に局所的に作用するため、関節や特定の筋肉などの痛みをやわらげる効果が期待できます。

CBDは皮膚から吸収され、血流には入りません。

そのため、CBDバームは市販の塗るタイプのクリームと同様に体に作用し、一定時間痛みをやわらげます。

CBDマッスルバームを塗っているシーン

▲CBDマッスルバームは、皮膚に多く存在するカンナビノイド受容体と相互作用します(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

CBDマッスルバームは、皮膚に多く存在するカンナビノイド受容体と相互作用します。

この受容体は、痛みのコントロールを含む多くの身体機能の恒常性を維持する役割を担うエンド・カンナビノイド・システムの一部です。

Neurology』誌に掲載された試験管内(in vitro)での研究によると、CBDは痛みの知覚と炎症を媒介するこれらの受容体に結合し、その反応を弱めることが明らかになっています。

ほとんどの人は、塗るタイプのCBD商品を痛みのある部分に使い、カンナビノイドを作用させています。

CBDバームの中には、ペパーミントやメントールなどのエッセンシャルオイルを混合しているものもあります。

これらのエッセンシャルオイルは、患部に冷却感を与えるほか、鎮痛作用や抗炎症作用があります。

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CBDは筋肉の回復に役立つの?

激しく汗をかくような運動後に、筋肉の痛みを感じることがよくあります。

運動によって筋繊維に微細な断裂が生じると、それが炎症を引き起こし、その結果、痛みを感じるのです。

激しい運動の後の筋繊維の破壊と回復は成長に欠かせないものですが、痛みは不快なものであり、過剰になると悪影響をもたらすこともあります。

CBDマッスルバームを塗っているシーン

▲運動による炎症反応を抑えることで、CBDは筋肉をより早く回復させることができるのです(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

CBDは、筋肉痛に伴う炎症をやわらげる効果があることが、前項で紹介した研究を含むいくつかの証拠によって示されています。

CBDは、筋肉の回復プロセスを遅らせるケモカイン・サイトカイン・制御性T細胞の生成を抑制します。

運動による炎症反応を抑えることで、CBDは筋肉をより早く回復させることができるのです。

疲労回復に役立つのは、CBDマッスルバームだけではありません。

CBDを配合したサプリメントや食品・ティンクチャー・ベイプ(吸引用の電子タバコ)を使用して同様の効果を得ている人もいます。

ただし、商品の品質や使用量などによっても効き目は異なります。

塗るタイプのCBD商品は、筋肉の回復や痛みの緩和以外の症状にも役立ちます。

市販の美容品の中には、ヘンプオイルやココナッツオイルの成分を使って肌の調子を整えたり、顔や肌にツヤを出したりする商品が多くあります。

<参考文献>
ウィードマップス(weedmaps)』レスリー・ニックスによるレビュー(2020年8月13日)
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※記事はアメリカでの法律、研究に基づいて作成されています。記載されている内容について日本国内での適法性や、記載されている内容の正確性は当社は保証しません。
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