この記事は、
「『メリージェーン ベルリン2021(Mary Jane Berlin2021)』って、どんな展示会?」
「ヨーロッパの最新CBD事情が知りたい!」
という方のためにお届けします。
みなさんこんにちは!
日本にいると信じられませんが、海外ではCBDの原料でもある大麻(麻)の展示会があるのをご存知ですか?
今回、CBD Libraryの特派員として、ヨーロッパ三大大麻(麻)エキスポのひとつ『メリージェーン ベルリン2021』に参加してきました。
この記事では、日本人目線で現地の最新情報と盛り上がりをお届けしたいと思います。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
『メリージェーン ベルリン2021(Mary Jane Berlin2021)』の概要
『メリージェーン ベルリン2021』は、ドイツの首都ベルリンで開催された大麻のエキスポです。
メリージェーンというと、女性の名前のような印象を受けますが、実は大麻を意味するスラングなんですね。
言われてみれば、嗜好用大麻でもある、マリファナ(Marijuana)とつづりがそっくりです。
イベント名称 | メリージェーン ベルリン2021 |
開催期間 | 2021年10月22日〜24日 |
開催場所 | ベルリン(ドイツ) |
入場料 | 40ユーロ〜 |
出展者 | 300社以上 |
来場者 | 30,000人以上 |
商品数 | 35,000点以上 |
▶︎ 『Mary Jane Berlin 2021』公式サイト:英文
さすが、チェコの『カンナフェス』、スペインの『スパンナビス』に並ぶ、ヨーロッパ三大大麻(麻)エキスポですね。
8,500 m²の敷地に300以上のブランドがブースを構える光景は、あらためて大麻ビジネスのスケールと可能性を感じさせてくれました。
今回の開催国となったドイツは、世界の大麻産業を牽引する国と注目されており、2021年には4億ユーロ、2025までには32億ユーロという成長が見込まれています。
『メリージェーン ベルリン2021』は、一部、一般顧客向けのブースもありましたが、法人同士のマッチングの場としての色彩が強く、CEOや役員クラスのビジネスパーソンが交渉や情報交換するようなブースが多かったです。
大げさではなく、ここから、将来世界中で話題になる取引も生まれるのでしょう。
こうしたイベントは、コロナ以前は、野外会場で、エンターテインメントイベントも多々ありましたが、今年はDJの音楽と食事ができるコーナー程度で、少し控えめでした。
もちろん昼夜通して、参加者のチルスポットではあります。
ほぼ全ヨーロッパで合法な、カンナビスライト(0.2%以下の乾燥大麻)とタバコの煙で充満していました。
それでは、以下、各ブースカテゴリごとにエキスポの内容を紹介していきましょう。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
CBDコンセントレート(濃縮物)商品
CBDの原料である大麻エキス(フルスペクトラム/ブロードスペクトラム/ハシシ)やクリスタル(パウダー/結晶/アイソレート )など、様々な状態の原料が間近で見れるブースです。
CBD以外にも、レアカンナビノイドと呼ばれるCBG(カンナビゲロール)やCBN(カンナビノール)などの取扱も増えており、CBDマーケットの拡大を感じさせてくれます。
分析表も設置され、細かな成分配合も表示。
原料輸入を検討される事業者も「日本の法律に適合するかどうか?」その場で確認することができます。
一方で、出展者側は、来場者を見て、変幻自在の対応を繰り広げます。
声をかけ、取引可能性があると踏めば、ものすごいスピードでビジネスを進めてきます。
お互いに限られた時間の中で円滑にビジネスを進めるためにも、英語での交渉はもちろん、質問は端的にわかりやすく行うことが求められるでしょう。
来場者の専門知識がないことを察すると、すぐに去ってしまいます。
こうした環境では、いかに相手の注意を引くことが国際舞台の鉄則です。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
CBD美容化粧品
CBD商品において、今後、ますます主役になりそうなので、美容化粧品分野です。
『メリージェーン ベルリン2021』でも、バームやスキンクリームなど、様々な商品が紹介されていました。
確認したところ、展示されていた多くの美容化粧品は、日本の規制に触れないことがわかりました。
したがって、香り・テクスチャー・デザイン・CBD含有量などのポイントに絞って、チェックする形になります。
特に、コスメに欠かせない香り=テルペン(植物の香り成分)も各社、力を入れていました。
テルペンには下記2種類ありますが、写真はOG KUSHやSKUNK NOTEの品種と似た匂いがするボタニカルテルペンです。
- ヘンプテルペン:ヘンプ(産業用大麻)を蒸留させた精油
- ボタニカルテルペン(天然合成テルペン):ヘンプ以外の植物、たとえばレモンやラベンダーを蒸留させ、ヘンプテルペンの様な香りに近づけた精油
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
CBD乾燥大麻
ヨーロッパにおける、現在の主力商品です。
その中でも、数年前から話題なのが、カンナビスライト。
THC0.2%以下、CBDやCBG5~25%という品種で、ヨーロッパ各国の成分規制に触れません。
「タバコの代替になるのではないか?」というほどの勢いで、急速に広がっています。
乾燥大麻は、何百種類もの品種が交配され、それぞれ独特の匂い・色・効果効能があります。
選ぶ際は、その乾燥大麻の生育環境(インドア/アウトドア)や、生産・保存環境などがチェックポイントになります。
たとえば、乾燥大麻自体は80%CBDと表記されていても、後からTHCをスプレー状に吹きかけた商品もあるので、表記と実態の確認は、それぞれ注意した方が良いようです。
自分で巻ハーブをつくることが難しい人をターゲットとした、あらかじめロールされた商品もありました。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
栽培、製造、吸引道具
原料や商品だけではなく、栽培や製造、吸引用の機器・道具も展示されているのが、本場のエキスポの醍醐味です。
- オーガニックな栄養剤
- 栽培用LEDライト
- トリミング機械
- レジンをつくるプレス機
- ショップ用のトレーや袋の印刷サービス
- 袋のパッキング機
など、日本では見られない新商品の数々。
大麻という枠を超え、植物の栽培・加工・保存のさらなる可能性を感じさせました。
食べるCBD(エディブル)
より健康志向の時代になり、全体的にオーガニックな商品が増えていました。
中でも、ヘンプシードとヘンプシードオイルを活用した商品が目立ちました。
ヘンプシードは、殻付き・殻なしがあり、粉末にして油分を取った成分がヘンププロテインとして使われています。
ヘンプシードオイルは、匂いにクセがありますが、私たちに必要な必須脂肪酸が豊富に含まれています。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
その他
CBD自動販売機
最近ヨーロッパ各地に増えているCBD自動販売機。
CBDエディブルやドリンク以外にも、前述したカンナビスライトから感染対策マスクまで販売しています。
新型の加熱式タバコ
フィルターに乾燥ハーブを入れて吸引する機器。
ホップ由来CBDハーブティー
大麻由来ではなく、ビールでおなじみのホップからとれるCBDを活用したハーブティーも登場。
湿度計、虫眼鏡付き保存瓶
フタに、湿度計や虫眼鏡が装着された、ハーブ保存瓶。
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/
まとめ
まずは、世界中がコロナ禍で大変な中、今回のイベントを開催してくれたことに感謝です。
最新のCBD情報を得られただけでなく、大麻と共に歩む生活について、考えるきっかけとなりました。
そして、たくさんの人とつながることができた、貴重な三日間。
こうした知見をもっと日本のみなさんとシェアしていきたいと思います。
今後も、CBD Libraryは、海外のエキスポレポートを積極的に発信して参ります。
STAY TUNE!(乞うご期待)
『メリージェーン ベルリン2021(Mary Jane Berlin2021)』本国サイト、筆者レビュー
※本記事は、大麻についての正しい知識・情報を発信することを目的とし、大麻の所持、栽培、譲渡等を推奨するものではありません。大麻の所持、栽培、譲渡等は、国内・国外の法律その他に違反することがありますので、適法性については専門家にご相談ください
\今なら受講費¥5,000 OFFキャンペーン実施中/