エディブルは腐る?

(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)

当然ですが、エディブル(食べるタイプ)には消費期限があります。

食べ物なので、いずれは腐ることもあります。

少なくとも、時間の経過とともに鮮度が落ちます。

では、長い間放置されていたエディブル(袋入りのグミやクッキーなど)を見つけたら、どうすればいいのでしょうか?

エディブルとその保存性について、いくつかご紹介します。

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

原材料について

まず、当たり前のことから考えましょう。

シアトルの『ラックスポットショップ(Lux Pot Shop)』のカーソン・シプリー氏は「結局のところ、原材料にかかっています。」と話します。

<参考文献>
▶︎ Luxpotshop:英文

食べ物の中には、賞味期限が短いものがあります。

保存料の入っていないベイクドケーキは、ロリポップなどの保存性の高い商品より日持ちしません。
エディブル(食べるタイプ)のCBD

▲エディブルの賞味期限は、賞品の種類や製造方法、添加した防腐剤によって異なります(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

オレゴン州にある『チャリス・ファーム(Chalice Farms)』社のエディブル運営管理者のジェシー・ポー氏は、「エディブルの賞味期限は、賞品の種類や製造方法、添加した防腐剤によって異なります」と説明します。

クッキーやブラウニーの中には「トゥインキ―」(賞味期限がないと言われているお菓子)のように保存性を考慮して開発されたものがあります。

手づくりした大麻(麻)入り焼き菓子より、長期保存できます。

また、チョコレートバーやグミのように、食べられますが、時間経過により味が悪くなるものもあります。

ここで「私たちに備わっている能力」が役に立ちます。

腐っているかを見極めるには、自分の五感を頼りにするといいでしょう。

色・食感・匂い・風味に違和感があれば捨てましょう。

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

賞味期限について

合法的なディスペンサリー(大麻販売店)で購入した商品には「賞味期限や消費期限」が表示されています。

「商品それぞれの賞味期限については、メーカーに問い合わせるのが一番です」とポー氏は付け加えました。

バターや乳製品のように腐りやすい材料を使用している商品は、メーカーが指定した消費期限を守るのがよいでしょう。

常温保存可能な商品(ロリポップやグミ、チョコレートなど)はどうでしょうか?

賞味期限が切れたからといって、すべて廃棄する必要はありません。

砂糖は優れた保存料になります。

ですが、時間とともに食品の食感・色・風味は損なわれます。

「賞味期限は、エディブルの”効力”ではなく、”原材料の保存期間”と関係しています。(カンナビノイド入りの)グミやチョコレートなどは、スーパーで買うものと同じように時間が経つと古くなります」とシプリー氏は説明します。

これにより「効力とカンナビノイド」という新しい疑問が出てきます。

THC(テトラヒドロカンナビノール)やCBD(カンナビジオール)などのカンナビノイドは腐るのでしょうか?

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

カンナビノイドは、腐りませんが“劣化”します

THCやCBDなどの「カンナビノイド」は、私たちの体に影響を与える活性分子であり、腐りませんが、劣化します。

時間が経つと分子構造が変化します。

その結果、人体への影響が少なくなったり、変化する傾向があるのです。

THCは分解されて、CBN(カンナビノール)という別のカンナビノイドになります。

CBNは「眠れるカンナビノイド」と呼ばれています。

CBNの睡眠への影響を正確に理解するには、より多くの研究が必要です。

しかし、CBNには鎮静作用があるという評判が広まりました。

これにより、多くの人が、古い大麻への視点が変わりました。

THCは、時間経過や加熱・光・酸素によってCBNに分解されます。

CBNはTHCに比べて酩酊作用はわずかです。

そのため、エディブルをしばらく放置しておくと、THCがもたらす「多幸感」が「眠気」に変化することがあります。

他のカンナビノイド(CBDなど)が劣化した際の身体への影響は、まだ正確には調査されていません。

古い賞品は効力が弱くなると考えて間違いないでしょう。

「すべてのカンナビノイドは、時間とともに劣化します。劣化の度合いは賞品の保存方法によって異なります。保存が適切でないと、1年で10〜20%ほど効力が低下することも珍しくありません」と、ポー氏は付け加えました。

空気・熱・光・時間経過などがカンナビノイドの寿命に悪影響を及ぼします。

保存方法が重要なのです。

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

保存のコツについて

「エディブルは、湿度の低い冷暗所に保管するのがよいでしょう。日光や熱などは、エディブルやその効力を急速に下げます」とポー氏は助言します。

常温保存可能な商品(キャンディ、チョコレートなど)は、密閉容器での保存がおすすめです。

冷蔵保存が必要な商品は、ラベルにその旨が記載されているはずです。

CBDグミを手に取っているシーン
キャンディ、チョコレートなどの常温保存可能な商品は、密閉容器での保存がおすすめです(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)

グミやチョコレートを冷蔵庫や冷凍庫で保存するのはどうですか?

賞味期限を延ばせますか?

寿命は延びますが、密閉容器に入れないと周囲のにおいや水分を吸収してしまうのでご注意ください。

カンナビノイド入りの調味料やオイル、バターなど、ご家庭でつくられる場合の保存期間は、入っていないものと同程度になるでしょう。

また、空気や光・熱にさらさないようにして保存しましょう。

そして重要なのが、安全性です。

大麻の合法化が進み、ヘンプ(産業用大麻)由来のCBD賞品が広く出回るようになりました。

それに伴い、子供やペットが誤ってエディブルを口にしてしまう事故も増えています。

間違いが起こらないように、必ずセーフティーボックスに入れておきましょう。

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

結論

エディブルは、他の食品と同じように腐ることがあります。

既存商品を購入する際は、パッケージに記載の賞味期限を確認してください。

自宅でつくる場合は、他の食品と同様のルールに従いましょう。

そして、五感覚を働かせて判断しましょう。

THCやCBDのようなカンナビノイドは、時間とともに変化や劣化します。

それにより、使用感も変わることを覚えておいてください。

湿気や熱、光を避けて気密性の高い容器に入れ、安全な場所で保管してください。

<参考文献>
ウィードマップス(weedmaps)』編集部によるレビュー(2021年7月6日)
※当サイトでご紹介する商品は、医薬品ではありません。また、病気の診断、治療、予防を目的としたものでもありません。
※記事はアメリカでの法律、研究に基づいて作成されています。記載されている内容について日本国内での適法性や、記載されている内容の正確性は当社は保証しません。
※本記事を転載、または引用をされる場合は、情報元としてサイト名(CBD Library)と当URLの掲載をお願いいたします。

エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!

CBDオイル専門のセレクトショップ

カラダの神経・免疫調節成分をサポート。ステイホーム時代の新・健康習慣、大麻(麻)由来の健康サプリ、CBDオイルを21ブランド71商品からお届けします。

CTR IMG