(当記事は、アメリカでの法律、研究に基づいて作成されています)
エディブルとは、大麻(麻)入りの食品や飲料のことです。
最近、人気が出てきましたが、決して新しいものではありません。
大麻を食生活に取り入れてきた長い歴史があります。
インドでは伝統的な飲み物(バング)、アメリカではブラウニーなどに使われてきました。
現在は、加工技術が進歩しました。
大麻入りの焼き菓子・グミ・調味料・調理用オイル・チョコレート・ブレスストリップ(口臭予防フィルム)・ミント・ソーダなど、数え切れないほどの商品が販売されています。
\エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!/
▲ 現在では加工技術の進歩により、大麻入りの焼き菓子・グミ・調味料・調理用オイル・チョコレート・ブレスストリップ(口臭予防フィルム)・ミント・ソーダなど、数え切れないほどの商品が販売されています(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
エディブルは、バッズ(花)やコンセントレート(濃縮物)を喫煙・気化させることなく、大麻の体感を楽しめます。
摂取方法は、食べたり飲んだりするだけです。
エディブルは、30分~2時間ほど経つと体感が現れます。
この点が感覚的につかみにくいところです。
エディブルに含まれる大麻は、消化器官を通過して血流に乗ります。
効力は徐々に高まっていき、ピークに達します。
摂取量によっては「ハイ」な状態が数時間~1日続いたりもします。
▲ 写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス
この記事は、エディブルに興味があり、自分に合った商品を見つけたい方の参考になるでしょう
\エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!/
初心者向けのエディブル(食べるタイプ)摂取ガイド
初めてのエディブルは、少し不安を感じるかもしれません。
4つのステップで説明しますが、少量から始めて、ゆっくりと試してみましょう。
まずは、エディブルの体感を楽しむための重要なポイントを4つご紹介します。
- THC(テトラヒドロカンナビノール)、CBD(カンナビジオール)の両方を含むアイテムを試す
- THCは2mg以下から始める
- 簡単に摂取できる商品を選ぶ
- 追加摂取する場合は最低でも2時間、できれば24時間様子を見る
ステップ1:カンナビノイドを選ぶ
カンナビノイドは、大麻と人体のいずれにも含まれる化学物質です。
少し、考えてみてください。
カンナビノイドは、エンド(内因性)・カンナビノイドと植物性カンナビノイドがあり、体内にも大麻にも存在しているのです。
エンド・カンナビノイドは、私たちが自分の体内で生成するカンナビノイドです。
植物性カンナビノイドは、大麻がつくり出すカンナビノイドです。
一般的に「カンナビノイド」と呼ばれる植物性カンナビノイドは、大麻を摂取した際に、精神的・肉体的な体感をもたらします。
更なる研究が必要ですが、カンナビノイドは痛みや炎症、不安や睡眠など、人体のさまざまなプロセスに影響を与える見込みがあります。
カンナビノイドの詳細については後ほどご紹介しますが、ここでは分かりやすく、主に市場に出回っている、THCとCBDに焦点を当てます。
精神的な高揚感には、THCを選びましょう。
THCは、大麻草の中で最も含有量の高いカンナビノイドです。
典型的な「ウィードハイ」をもたらすことで知られ、注目を集めています。
人によっては、多幸感・創造性・リラックス・痛みの緩和などをもたらします。
一方で、混乱や短期記憶の喪失・時間感覚の変化・心拍数の上昇・協調性の低下・不安感などを感じる人もいます。
不快な副作用を避けるために、できるだけ少量から始めて、他のカンナビノイド(後述)と組み合わせましょう。
ほんの少し落ち着きたいなら、CBDを選びましょう。
通念とは相違しますが、CBDには精神作用があります。
THCの“向精神作用”とは異なる働きをします。
脳の活動を変化させるものは、すべて「精神作用がある」とみなされます。
CBDはその”精神作用”のおかげで、FDA(米国食品医薬品局)に承認された薬(エピディオレックス)となりました。
▶︎ エピディオレックス内服液(FDA:英文))
とはいえ、THCのような多幸感を期待してCBDを大量に摂取するのは、家の鍵で車を動かそうとするようなものです。
CBDは酩酊作用がなく、不安への対処に優れていることが明らかになっています。
「体感が過剰になるかも?」と不安を感じるは、CBDのみのエディブルから始めてみてはいかがでしょうか。
バランスのとれた高揚感には、THCとCBDの組み合わせが良いでしょう。
THCとCBDが一緒に働くと、THC単体の場合よりも「高揚感」の度合がマイルドになる傾向があります。
THCのもたらすパラノイア(妄想症)をCBDが低下させてくれます。
心地よい高揚感を味わいたい大麻初心者は、カンナビノイドの組み合わせがおすすめです。
ステップ2:用量(mg)を知ろう
自分に合った用量を測る際は、mgを参考にしてください。
飲み物やグミなど、大麻商品に含まれるTHCやCBDは、mgで測定されます。
合法的に認可されたディスペンサリー(大麻販売店)は、全商品のラベルがmg表記です。
これにより、欲しい体感や許容量を把握できるでしょう。
簡単にお伝えすると、THCは2mgから始めましょう。
THCがもたらす影響は十人十色です。
2mgは人によってはマイクロドーズ・ロードーズ・パーフェクトドーズになるでしょう。
2mg以上を初めて摂取する際、予想よりも酩酊作用が持続しすぎる恐れがあります。
2mgであれば、何も感じないというのもあり得ます。
それでも死の危険を感じて警察を呼ぶよりはましでしょう。
CBDのみが入ったエディブルを試してみたい方は、10mgから始めると良いでしょう。
必ずライセンスを取得しているディスペンサリーで、正確な効力を確認の上、購入しましょう。
CBDとTHCの両方を試したければ、まずTHCを2mg、CBDを2mg以上摂取しましょう。
THCまたはCBDを含む商品を別々に購入し、同時に摂取してもかまいません。
どちらも入っている商品から選ぶのも良いでしょう。
ステップ3:製品を選ぶ
あなたは大麻入りグミにこだわりますか?
吸引は好まないけど、出来るだけ早く体感が欲しいとお考えですか?
最近では、合法な市場に出回るほとんど商品に、多くの効能があります。
▲ 定番のエディブルとしては、大麻入りのチョコレートやグミがおすすめです(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
定番のエディブルとしては、大麻入りのチョコレートやグミがおすすめです。
手軽に楽しく摂取でき、摂取後30分~2時間で体感があります。
最近の合法市場では、低用量のチョコレートやグミが豊富にそろっています。
気になるものを色々試してみると良いでしょう。
即効性があるエディブルとしては、大麻飲料がおすすめです。
今のところは、ほとんどが大麻に慣れた消費者向けの商品ばかりです。
しかし、合法市場における低用量の製品の選択肢は、ここ数年でかなり広がっています。
大麻飲料は、体感が早い傾向があります。
たいていは飲んでから30分以内、1時間以内には効果が現れます。
いずれにしても、簡単に摂取できるものを選びましょう。
慣れないうちは、用量を正確に把握しましょう。
身近な人が使用してたり、店頭に置かれている商品(高含有のチョコバーや、高濃度のドリンクなど)に惹かれるかもしれません。
低用量摂取者向けの“特別仕様の大麻商品”から始めましょう。
それによって、大惨事を避けられます。
ステップ4:我慢する
経口摂取したカンナビノイドは、消化器系から吸収されます。
ジョイントやボングで吸った時よりも、「ハイ」を味わうまでに時間がかかります。
体感に30分~2時間ほどかかると言われています。
一度摂取したら、少なくとも2時間は空けて、追加するようにしてください。
多めに摂取するなら、24時間ほど待つと良いでしょう。
こうすることで、用量(2mgと4mg、5mgなどとの比較)に対する自分の体感を、正確に把握できます。
たとえば、THC を2mgして 2時間経っても意識に残らない場合は、丸1日待ちましょう。
そして1~2mg増量し、THCの合計が3~4mgになるようにとります。
自分に合った範囲が見つかるまで、この作業を繰り返します。
専門家のアドバイス:ラベルを何度も読みましょう。
エディブル商品のラベルには、カンナビノイドの用量が1食分と一箱分のいずれも記載されています。
沢山の量を食べたり飲んだりはできますが、消化は取り消せません。
摂取前に1食あたりの効力を確認しましょう。
\エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!/
自宅でエディブル(食べるタイプ)をつくる際の注意点
バターやオイルに乾燥したバッズ(花)を混ぜれば、自宅で簡単に大麻バターができます。
しかし、実際のところそれは必要でしょうか?
▲ ご自宅でエディブルはつくれますが、必要でしょうか?(写真:ジーナ・コールマン/ウィードマップス)
大麻を使って料理をしたり、エディブルを作るのは比較的簡単です。
しかし、自家製のエディブルでは、正確な用量は把握できないでしょう。
一人分の効力を割り出すには、少し複雑な計算が必要です。
カンナビノイドが均等に分布していなければなりません。
まずは、自分の大麻の許容量を知りましょう。
最初は認可を受けたディスペンサリーで、ラボでテスト済のエディブルの購入をおすすめします。
許容量が分かれば、より安全に自家製エディブルを楽しめるでしょう。
『ウィードマップス(weedmaps)』レスリー・ニックスによるレビュー(2021年10月14日)
※当サイトでご紹介する商品は、医薬品ではありません。また、病気の診断、治療、予防を目的としたものでもありません。
※記事はアメリカでの法律、
※本記事を転載、または引用をされる場合は、情報元としてサイト名(CBD Library)と当URLの掲載をお願いいたします。
\エディブル(食べるCBD)をお買い求めの方は、こちらへどうぞ!/